唐津湾沿いに青々と広がる日本三大松原、虹の松原の一角にひときわ目を引く白亜の宿、「魚半」はある。

始まりの魚屋から料亭、旅館へと唐津に二百年以上の歴史を持つこの宿の魅力は、地物の魚をふんだんに使った旬の魚会席と、部屋やラウンジ、どこにいても海原の絶景を愉しめる非日常の時間にある。

魚会席のメインは唐津のイカの活き造り、アワビの踊り焼き、そして伊万里牛の陶板焼き。
この地ならではの高級食材をふんだんに使い、二百年の歴史と技を受け継ぐ熟練の料理長が腕を振るった逸品を堪能することができる。
寄せては返す穏やかな波の音を傍らに、唐津の自然の滋味に舌鼓…。
愛され続ける「魚半」で心に刻まれる静穏な時を過ごしてみてはいかがだろうか。

　本プランは英国人貿易商のエリック・モーラーがかつてこの地に所有していた別荘をコンセプトにした特別室「ザ・モーラー」に宿泊できる。ゆったりと寛げるプライベートバルコニー、上質な睡眠を追求したダブルベッド、家具や調度品の一つひとつにこだわったラグジュアリーな空間は、日々の忙しさを一瞬で忘れさせ、海辺のリゾートへ誘う。